2018年6月7日から約1ヶ月間、ドイツ、ハノーファー、TURBA Galleryにて村上亘の「Still Life Tracing」展が開催されました。
今年3月に東京、銀座にあるポーラアネックスギャラリー「ポーラ ミュージアム アネックス展2018 後期 -イメージと投影-」の展示の際に発表した「Still Life Tracing」を国外で初めて出展した展示となります。
展示された作品たちは、その広いギャラリー空間を埋めるというよりは、元にある建物の構造に寄り添うように配置しています。元々建築事務所として利用していた空間は、建築の構造や細部のインテリアに至っても以前の様相を残している部分があり、TURBA Galleryの特徴とも言えます。
「Still Life Tracing」はこの空間の壁にそっと掛けられたり、壁からツンと突き出したりしながら作品と来館者を向き合わせるように存在しています。
ギャラリー空間を受け止める大きな壁には、村上が今回初めて扱う素材のターポリン材を利用しているのも興味深い展示手法となっています。
展示空間の細部まで村上自身が考えた本展では、村上亘の作品の新たな表現方法と一つしかない建築の空間を楽しみながら「Still Life Tracing」を体感できる展覧となっております。
ドイツ・ハノーファーにお近くの際はぜひお立ち寄りください!
【展覧会情報】
Still Life Tracing
スティル・ライフ・トレーシング
開催期間:2018年6月7日(木) – 7月7日(土)
場 所:TURBA Gallery(テュルバ・ギャラリー)、ハノーファー、ドイツ
入 場 料 :無料
開催曜日(期間内):金曜日16時〜20時、土曜日12時〜20時、日曜日12時〜16時、
主 催:TURBA Gallery
TURBA Gallery
2014年、ブランシュバイク(ドイツ)の街でにアーティスト集団からTURBA Galleryが発足しました。
当初から活動の場をドイツ国内外で広め、2018年2月よりハノーファー(ドイツ)に常設の展示スペース構えることtなった。現在では、ドイツ在住の外国人アーティストの作品を扱った展示し活動を開始している。
展示スペースは、元々建築事務所として使用されており、ギャラリー運営陣と建物の所有者(建築家)によって展示空間へとレノベーションされいる。
TURBA Galleryのサイトはこちらから