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【ワークショップ体験記】日本茶と急須のおいしいお話



* 本記事はワークショップのレポート記事となります。


2021年11月4日(木)の夕方、

日本茶インストラクター・小池 麻実さんの実施するワークショップ

「日本茶と急須のおいしいお話 -きっと、いつものお茶がおいしくなります」を体験に行きました。


小池さんは八王子の老舗日本茶専門店「香味老舗 網代園」に勤め、

多くの人に急須でお茶を楽しむ魅力を知ってもらうため、ご自身でお茶の淹れ方ワークショップを開催しています。

→ 香味老舗 網代園:http://www.ajiroen.jp/


今回、ワークショップ会場となったのは網代園が所有する蔵「ajirochaya 大の蔵」。

JR線八王子駅北口より徒歩8分ほどの距離にある、明治時代に建てられた蔵です。現在ではイベントスペースとして活用されています。

→ ajirochaya:http://ajirochaya.com/


まずは明治24年から続く老舗日本茶専門店「網代園」の歴史のあゆみ、

そして急須の種類と仕組みについて教えていただきました。


日本全国にはそれぞれの焼き物の特産品に合わせた急須があり、

中でもお茶屋さんは三重県の萬古焼、愛知県の常滑焼の急須を使われるそうです。

網にもさまざまな種類があり、自分の生活に合わせた急須を選ぶことが大事だと教わりました。



次に、お茶っ葉について。

お茶っ葉の粉の細かさで香りや味わい、抽出時間が変わるとのこと。

お茶を買うときはそこまで気にしてなかったので、今度買うときはいろいろと試してみたいですね。

左:深蒸し茶のお茶っ葉(細かいお茶っ葉で、短い抽出時間で早く味が出るのが特徴)

右:網代園一号のお茶っ葉(大きなお茶っ葉で、繰り返し抽出しても長く味が出るのが特徴)



そして、いよいよ急須でお茶を淹れます。

お湯加減や注ぎ方、抽出時間などを教わりながら、自分で注いだお茶を飲んでみます。


……!!!

今まで感じたことのない香り!

そしてお茶が甘い!でもほどよい苦味!

飲み終わった後にも口の中に広がる香り!なんじゃこりゃ!


今まで私が口にしていたお茶とはなんだったのか…と考えてしまうほどの衝撃。

淹れ方一つでここまで味わいが変わるとは思いませんでした。


緑茶は一煎目、二煎目、三煎目…と長く飲めるだけではなく、それぞれで風味も違いました。

1種類の茶葉、産地違いの茶葉、淹れ方…といろんなバリエーションの楽しみ方ができるのが緑茶の魅力ですね。



最後は、小池さんに淹れていただいた玄米茶と水出しのお茶を楽しみ、60分とは思えない充実したワークショップ体験でした!


小池さん、本当にありがとうございました!

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