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展示うら話

鉄道博物館公式ホームページやFacebookで発信している「常磐線展」の見どころを随時発信します。


常磐線 1枚の写真から vol.13
※鉄道博物館公式Facebookにて2020年9月5日に投稿された内容となります。 ※該当記事のリンクは下部に記載。 日暮里から岩沼まで 常磐線の営業キロは 343.7㎞に達します 東日本大震災前は343.1㎞でしたが、駒ケ嶺~浜吉田間で新線を建設して内陸側へ移設したため若...
2020年9月5日


常磐線 1枚の写真から vol.18
※鉄道博物館公式Facebookにて2020年9月4日に投稿された内容となります。 ※該当記事のリンクは下部に記載。 今回ご紹介するのは 直流電化区間の終点 取手駅のかつての姿です。 常磐線が利根川を渡り、茨城県に入って最初の駅、取手までの区間は、戦後間もない1949年に電...
2020年9月3日


常磐線 1枚の写真から vol.17
※鉄道博物館公式Facebookにて2020年9月3日に投稿された内容となります。 ※該当記事のリンクは下部に記載。 今回ご紹介するのは 最初の電車区間の終点 松戸駅のかつての姿です。 常磐線が千葉県に入って最初の駅、松戸までの区間は1936年に電化され、上野から通勤形電車...
2020年9月2日


常磐線展あと5日
※鉄道博物館公式Facebookにて2020年9月2日に投稿された内容となります。 ※該当記事のリンクは下部に記載。 6月10日から開催してきた 企画展「全線運転再開記念 常磐線展」 残すところあと5日となりました。 この週末の9月5日(土)、6日(日)に開催を予定していた...
2020年9月1日


常磐線 1枚の写真から vol.16
※鉄道博物館公式Facebookにて2020年8月30日に投稿された内容となります。 ※該当記事のリンクは下部に記載。 今回ご紹介するのは 構内配線が大きく変化した 金町駅のかつての姿です。 金町駅は亀有方で総武本線の新小岩操車場へと向かう貨物線(新金線)が分岐しているため...
2020年8月29日


残り1週間!「常磐線展」
※鉄道博物館公式Facebookにて2020年8月28日に投稿された内容となります。 ※該当記事のリンクは下部に記載。 「全線運転再開記念 常磐線展」も いよいよ9月6日(日)の会期終了が 近づいてきました 先日ご案内いたしました企画展連動のイベントも9月6日までの開催とな...
2020年8月27日


常磐線あれこれvol.11
※鉄道博物館公式Facebookにて2020年8月28日に投稿された内容となります。 ※該当記事のリンクは下部に記載。 常磐線には 他路線にはない 独特の特色がいくつかあります そのひとつが、伝統的に(?) 常磐線専用ともいえる車両が製造され、投入されてきたことです。しかも...
2020年8月27日


常磐線 1枚の写真から vol.15
※鉄道博物館公式Facebookにて2020年8月27日に投稿された内容となります。 ※該当記事のリンクは下部に記載。 今回ご紹介するのは 高架複々線化されて高架下駅となった 亀有駅のかつての姿です。 現在では高架下に駅施設が入り、南口に広大な駅前広場を持つ亀有駅ですが、昭...
2020年8月27日


「常磐線展」いよいよラストスパート
※鉄道博物館公式Facebookにて2020年8月25日に投稿された内容となります。 ※該当記事のリンクは下部に記載。 6月から開催の企画展 「全線運転再開記念 常磐線展」も 残すところ2週間を切りました 残り少ない会期となりましたが、まだまだたくさんの見どころをご用意して...
2020年8月24日


常磐線 1枚の写真から vol.14
※鉄道博物館公式Facebookにて2020年8月24日に投稿された内容となります。 ※該当記事のリンクは下部に記載。 1枚目と2枚目の写真 常磐線の主要駅ですが どこかお分かりになりますでしょうか? なんとこの写真、59年前の北千住駅です。撮影は1961年12月で、現在の...
2020年8月23日


常磐線 1枚の写真から vol.13
※鉄道博物館公式Facebookにて2020年8月22日に投稿された内容となります。 ※該当記事のリンクは下部に記載。 2019年12月18日は 常磐線の歴史にとって 記憶すべき1日となりました。 この日、東日本大震災と福島第一原子力発電所爆発事故の被害よる最後の不通区間と...
2020年8月22日


常磐線 1枚の写真から vol.12
※鉄道博物館公式Facebookにて2020年8月15日に投稿された内容となります。 ※該当記事のリンクは下部に記載。 今回の常磐線企画展では 数多くの写真を展示しています 車両や駅、土木構造物などさまざまです なかでも第3章の「常磐線駅めぐり」のコーナーでは、写真の展示点...
2020年8月17日


常磐線あれこれvol.10
現在の常磐線は
日暮里から岩沼まで
81の駅があります。
今回の企画展ではこの81駅のうち、当館で所蔵している71駅の駅名標を展示しています。これらの駅名標は、各駅のホーム上屋(屋根)の柱等に取り付けられていたもので、おおむね昭和30~50年代に使用されていたものです。ホーロ
2020年8月14日


常磐線 1枚の写真から vol.11
昨年9月に常磐線沿線を
巡り歩いた際に
東日本大震災の遺構に出会いました。
それは、甚大な津波被害により内陸側に新線を建設した駒ケ嶺~浜吉田間のうち、新地駅の南方で新線に切り替わる場所にありました。写真1の写真に見るように、駒ケ嶺方から直線で進んできた線路が踏切を通過して右
2020年8月11日


「常磐線展」展示解説を実施します
現在開催中の企画展
「全線運転再開記念 常磐線展」の会期も
残すところ4週間となりました。
明日、8月10日(月・祝)から9月6日(日)までの土日祝日、本館2Fスペシャルギャラリー前で、企画展の内容をより詳しく、深く皆さまにご紹介する展示解説を実施します。
8月10日(月
2020年8月11日


常磐線あれこれvol.9
2020年3月14日
常磐線にとってこの日は
記念すべき日となりました
2011年3月11日に発生した東日本大震災による地震・津波被害、さらに福島第一原子力発電所の爆発事故により、常磐線は長期にわたる不通を余儀なくされました。特に福島第一原発の20㎞圏内にあたる広野~磐城太田
2020年8月4日


常磐線あれこれvol.8
※鉄道博物館公式Facebookにて2020年7月29日に投稿された内容となります。 ※該当記事のリンクは下部に記載。 2015年3月14日 上野東京ラインが開業し 常磐線にも変化が訪れました 上野東京ラインの開業により、東北本線・高崎線と東海道本線の列車が直通運転を開始し...
2020年7月28日


ふたつの「湯島」
去る7月14日に
企画展「全線運転再開記念 常磐線展」の
資料の展示替えを実施しました。
その中で、常磐線ゆかりの203系、E501系の側面行先幕(いずれもJR東日本勝田車両センター所蔵)を新たに展示しています。203系は常磐緩行線と地下鉄千代田線の直通運転用に製造された車両
2020年7月28日


常磐線 1枚の写真から vol.9
今から35年前の1985年は
常磐線にとって
画期となった年でした。
同年3月14日のダイヤ改正で、急行「ときわ」の全廃と特急「ひたち」への統合による大増発(下り24本、上り23本)、上野~青森間の夜行急行「十和田」の臨時列車化、快速線の中距離電車の15両編成化による輸送力増
2020年7月23日


常磐線あれこれvol.7
昭和30年代の常磐線を
舞台とした記録映画があります
タイトルは「ある機関助士」
1963(昭和38)年、国鉄企画、岩波映画製作所制作による記録映画『ある機関助士』が制作されました。当時の国鉄は新型車両や業務内容を紹介するPR映画を数多く制作しており、この作品も当初は、前年
2020年7月22日


常磐線 1枚の写真から vol.8
午後の穏やかな
陽ざしが降り注ぐ
日暮里駅常磐線ホーム
今から49年前、1971(昭和46)年3月に撮影されたもので、ほぼ半世紀前の情景です。古レールを柱に使用した上屋など、ホームそのものは今とあまり雰囲気が変わりませんが、車両は大きく変貌しました。この年4月20日の綾瀬~
2020年7月20日


常磐線あれこれvol.6
※鉄道博物館公式Facebookにて2020年7月14日に投稿された内容となります。 ※該当記事のリンクは下部に記載。 130年の歴史のなかで 常磐線は何度か大きな事故、事件の 現場になりました 戦時中の土浦駅での多重衝突事故、1949(昭和24)年7月の下山事件、1961...
2020年7月13日


常磐線 1枚の写真から vol.7
※鉄道博物館公式Facebookにて2020年7月11日に投稿された内容となります。 ※該当記事のリンクは下部に記載。 複々線化工事中の 常磐線を行く103系電車 ピカピカの新車です。 今から53年前の1967(昭和42)年12月に、金町~松戸間で撮影されたものです。103...
2020年7月10日


常磐線あれこれvol.5
※鉄道博物館公式Facebookにて2020年7月10日に投稿された内容となります。 ※該当記事のリンクは下部に記載。 取手から先の電化が 進まなかった常磐線 技術の進歩が状況を打開していきます 1950年代の半ばになると、国鉄では交流電化の研究を進め、仙山線の一部区間を交...
2020年7月10日


常磐線 1枚の写真から vol.6
装飾された401系電車と
それを取り囲む多くの人々。
線路にも多くの人が降りています
これは、今から58年前の1962(昭和37)年に高萩駅で撮影された写真です。この年の10月1日に常磐線の勝田~高萩間が電化され、交直流両用電車の運転が始まりました。401系電車の行先幕が「
2020年7月8日


「常磐線展」会期は9月6日まで!
6月10日より開催の
「全線運転再開記念 常磐線展」は
おかげさまで、多くのお客様にご覧いただいております。
当初予定していた会期は明日、7月5日まででしたが、ご存知のとおり当館が臨時休館となったため、会期が9月6日までに変更となりました。まもなく会期も半分近くとなるため、
2020年7月3日


常磐線あれこれvol.4
常磐線が他の首都圏の
主要路線とは異なる性格を
持つにいたった要因
それは、日暮里から42.122㎞地点(取手~藤代間)に交流電化区間と直流電化区間のデッドセクションが設けられていることから生じたものです。東北本線の交直切換セクションのある黒磯は上野から159.7㎞、北陸本線
2020年7月1日


常磐線 1枚の写真から vol.5
仮設テントの下
外套を着た人々が立ったり
地面に新聞を敷いて座ったりしています。
これは今から57年前、1963(昭和38)年12月28日の上野駅の光景です。故郷へ向かう夜行列車の発車を駅の外に建てられた大きなテントの下で待っているのです。真冬に暖房もなく、冷たい地面に座って
2020年7月1日


常磐線あれこれvol.3
常磐線に残る明治の面影は
駅周辺だけでなく
土木構造物にも見ることができます。
常磐線はもともと線形がよく、他の幹線に比べると線形改良や勾配緩和、線路付け替えを行った区間はわずかで、東北本線や北陸本線のような線路付け替えによって生じた大規模な廃線跡はありません。ただ電化に際
2020年6月27日


常磐線 1枚の写真から vol.4
今からちょうど100年前に
撮影されたこの写真
どの駅のものかお判りでしょうか?
常磐線の貨物輸送の要・隅田川貨物駅です。同駅は常磐線沿線の炭鉱で採掘され、各駅から輸送されてくる石炭の東京側の到着駅として、1896年12月に南千住駅東方に開設されました。田端方・北千住方の両方
2020年6月25日


常磐線あれこれvol.2
1898(明治31)年に主要区間が開業して以来
常磐線は120年以上の歴史を
重ねてきた路線です。
現在では通勤通学輸送や都市間連絡輸送で多数の利用者があり、駅をはじめ各種設備は改良が加えられて近代化されており、かつての面影をたどることは難しくなっています。しかし、目を凝らし
2020年6月17日


ボクの名前は……
ボクの名前は「ムコナ」だよ!
JR東日本・水戸支社の
キャラクターなんだ!
みんなはボクの名前の由来を知っているかな? そう、「ムコナ」を数字にすると「657」、常磐線の特急「ひたち」「ときわ」で活躍しているE657系特急形電車からきているんだ。ボクはこのE657系をたくさん
2020年6月13日


常磐線History vol.10
東日本大震災による津波被害、
福島第一原子力発電所の爆発事故により
常磐線は長期にわたり不通となりました。
このうち、福島第一原子力発電所事故に伴う不通区間では、2014(平成26)年1月から国の避難指示が徐々に解除され始め、常磐線についても沿線の動向を踏まえて運転が再
2020年6月5日


展示車両の変身! 「ゆうづる」篇
先日その歴史をご紹介した、常磐線の夜行特急「ゆうづる」
車両ステーションでは、その「ゆうづる」にゆかりのある
2両の展示車両を特別バージョンで展示中です。
ED75形電気機関車(ED75形775号機)には「ゆうづる」のヘッドマークを取り付けています。ED75形は小さな車
2020年5月30日


常磐線 1枚の写真から vol.3
初夏の早朝
ようやく明けてきた景色の中を
特急列車が疾走してきます。
この写真は、最後の蒸気機関車けん引特急列車となった夜行特急「ゆうづる」が、上野をめざして朝まだきの常磐線を駆け抜けていく姿を記録したもので、今から50年以上前の1966年頃に撮影されたものです。先頭に立
2020年5月28日


常磐線History vol.9
2011年3月11日14時46分
東日本大震災が発生し
常磐線は甚大な被害に遭いました
震源は三陸沖、牡鹿半島東南東約130㎞付近、震源の深さは約24㎞とされています。地震の規模はマグニチュード8.8(後日9.0に訂正)と、我が国観測史上最大の地震でした。この地震による鉄道の
2020年5月24日


常磐線History vol.8
1989年3月11日
常磐線のイメージを一新する
に特急電車がデビューしました。
JR東日本初の新型特急電車・651系を投入した「スーパーひたち」です。JR発足後の常磐線では引き続き485系が「ひたち」に使用されていましたが、同系の中でも初期形車が多く、速度・サービス面での陳
2020年5月18日


常磐線History vol.7
1985(昭和60)年3月14日の
国鉄の時刻大改正は
常磐線にとって大きな転機となりました。
東北本線の全線電化・複線化後、バイパスルートとしての役割の多くを同線に譲った常磐線は、昼行の特急・急行列車については線内の都市間連絡輸送重視へとシフトしていきます。まずは急行「とき
2020年5月16日


展示車両の変身!
企画展「全線運転再開記念 常磐線展」に合わせて
車両ステーションの485系電車が
変身しています。
485系電車(クハ481-26)には、常磐線の特急「ひたち」のヘッドマークを取り付けています。特急列車の絵入りヘッドマークは1978(昭和53)年に登場、ボンネット車には翌年か
2020年5月13日


常磐線あれこれ vol.1
企画展「全線運転再開記念 常磐線展」に
ちなみ、これまで展示内容を紹介してきましたが
今回は常磐線にまつわる不思議をたどります。
素朴な疑問ですが、常磐線はなぜ「常磐本線」ではないのでしょうか?
2020年5月11日


常磐線History vol.6
昭和30年代になると
常磐線上野口では
通勤通学需要が急激に高まります。
東京北西部の宅地化は他の地域に比べるとゆっくりしたものでしたが、高度経済成長が始まると常磐線沿線には公団の団地や公営住宅が多数建設されたこともあり、急激に利用者が増加しだしました。
2020年5月6日


常磐線 1枚の写真から vol.2
昼下がりの上野駅8番線
穏やかな陽ざしのなか
運転開始まもない列車が停まっています。
1958年10月10日に運転を開始した上野~青森間の特急「はつかり」です。ホームには「12.20 特別急行 はつかり号 常磐線回り 青森行」と記された案内板が吊り下げられ、
2020年4月30日


常磐線History vol.5
常磐線の大きな特色に
上野から近い位置で
電化方式が切り換わることがあります。
常磐線は1936年に松戸(上野から15.7㎞)、1949年に取手(同37.4㎞)まで直流で電化され、通勤用の電車が走り始めます。しかしその後は、石岡駅西北約10㎞の柿岡に所在する、
2020年4月25日


常磐線History vol.4
全通当初は沿線で採掘される石炭を
東京へ運ぶことが使命だった常磐線
やがて新たな役割が加わります。
多数の石炭列車を運行するため、常磐線は大正時代から路線の複線化が進み、1925年には早くも平(現・いわき)までの複線化が実現しています。
2020年4月24日


常磐線 1枚の写真から vol.1
※鉄道博物館公式Facebookにて2020年4月20日に投稿された内容となります。 ※該当記事のリンクは下部に記載。 この写真、どの駅のものか お判りでしょうか? 今から115年ほど前に撮影されたものです。 この写真、三河島駅から南千住方を望んだものです。撮影は1905年...
2020年4月19日


常磐線History vol.3
1898年に全線が開通した常磐線
当初の使命は沿線で採掘される石炭を
東京へ運ぶことでした。
茨城県北部から福島県にかけて広がる常磐炭田は江戸時代末から石炭の採掘が行われてきました。しかし当時は船しか輸送手段がなく、天候に左右されるため輸送も不安定で、
2020年4月14日


常磐線History vol.2
前回ご紹介した常磐線開通までの歩み、
その開通までには
さまざまなルートが検討されました。
なかでも東京方の起点が田端に決まるまでには、埼玉県の川口で分岐する案が有力でした。今回展示する資料の中にそれを示すものがあります。
2020年4月11日


常磐線History vol.1
常磐線は1889年に開業して以来
130年以上の歴史を持つ
首都圏を代表する主要路線です。
しかし常磐線は開業当初から“常磐線”と呼ばれていたわけではありません。
2020年4月6日


偶然の産物
本年3月14日に長らく不通の続いていた常磐線が全線で運転を再開しました。
これを記念して当館では、3月14日から企画展「全線運転再開記念 常磐線展」を開催する予定でしたが、新型コロナウィルス感染防止のため臨時休館が続いており、残念ながら、
2020年4月3日
全線運転再開記念 常磐線展
主催
展示設営・特別サイト提供
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